共通相対性理論

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従来の(特殊、一般)相対性理論は、光速度が唯一不変のものとして、数学的に矛盾がないようにまとめあげたものであるが、光速度とはそもそも光の速度であり、当然、光を感じない(目が見えない、肌で熱を感じない)人にとっては理解しがたい理論であると言わざるを得ない。

それでは万人が共通認識できる尺度とは何か?

時間とは何か?

万人に共通の時間の尺度とは何か?

地球の自転の周期が共通の時間の尺度か?

生後初日の赤ちゃんと余命1日の末期癌患者でも地球の自転の周期の意味は同じか?

30万Kmを光速度で割ったものは共通の時間の尺度になり得るか?

結論を言うと「人生」こそが万人に共通の時間の尺度であろう。

いくら人生が万人に共通の時間の尺度と言えど、人の状態によっては、共通の尺度とはなり得ない可能性も考慮しておかなくてはならない。

人の状態には大きくわけて3つある。1。生前。2.生きている状態。3.死後。この3つである。本理論で対象とする人生とは2.生きている状態である。

さて、ここで問題となるのが、いつまでが生前で、いつからいつまでが人生で、いつからが死後なのか?ということであるが、母親のお腹の中にいるとき=胎児のときは、出産後の赤ちゃんとは明らかに違う世界に住んでいると考えられるので、本理論では出産後「おぎゃ〜」と泣き、「自分はここに生まれたぞ〜!!」と自己主張したときをもって、人生の始まりとしたい。

もちろん、「受精卵になったときから人生は始まっている。」という意見もあろう。

「いやもっと前の精子君と卵子ちゃんのときから人生は始まっている。」という意見もあろう。

「いやいやもっとず〜と前にさかのぼって最初の生命が誕生したときから、既に人生は始まっている。」という意見もあろう。

「いやいやいや実は宇宙の誕生こそが人生の始まりだ。」という意見もあろう。

「いや宇宙に始まりはなかった。」という意見もあるだろう。

きりがないので、やはり「おぎゃ〜」と言ったときを人生の始まりとしたい。

そして人生の終わりとは、こちらも様々な意見があろうが、本理論では最後に意識がなくなる瞬間をもって人生の終わりとしたい。

もちろん、そこは読者の知識、常識、宗教、哲学、経験などから判断して、最もすんなり受け入れられる考え方を「人生」と解釈して頂いても一向に差し支えない。

そして、時間の性質には大きく分けて3つある。1.過去。2.現在。3.未来。同様に人生にも、1.過去の人生。2.現在。3.未来の人生。がある。

この3つはそれぞれ全く性質の異なるものであり、本来はこれを同じ尺度で語ることは出来ないのであるが、現代の科学、一般の世界では、しばしば、過去と未来を混同して、同じ尺度で表現しているのである。

「過去」とは、

・始まりがあったのかなかったのかいつから始まったのか良くわからない。

・帰ることが出来ない。

・変えることが出来ない。

「未来」とは、

・誰も知らない。

・無限の可能性がある。

・永遠に終わらない。

これらの特徴は実は人生にも当てはまる。

これらの事実を踏まえて、いよいよ本題に入ろう。

「共通相対性理論」では、次の4つを、新たな仮説として提唱する。

@ 「全ての人の過去の人生の長さ」は常に等しい。

A 「全ての人の現在の空間の広さ」は常に等しい。

B 「全ての人の未来の人生の長さ」は常に等しい。

C 「全ての人の過去の人生の長さと現在の空間の広さと未来の人生の長さ」は常に等しい。

この4つの仮説を数学的、物理的に証明する。

「全ての人の過去の人生の長さ」 = 1[過去人生]

「全ての人の現在の空間の大きさ」 = 1[現在空間]

「全ての人の未来の人生の長さ」 = 1[未来人生]

「現在の時間」= 0

これらの関係を等式で結ぶと

1[過去人生] = 0[現在の時間] = 1[未来人生]

となる。そうすると1=0になってしまい矛盾する。

それではこれならどうだ?

1[過去人生] = 1[現在空間] = 1[未来人生]

はい。証明終り。

従って、全ての人にとって、人生における時間とは、過去と未来しか存在しておらず、現在は空間が存在するのみで、時間は存在していない。

つまり、過去の出来事を後悔しても仕方がないし、未来を心配しても仕方がない。今を一生懸命生きるしかない。

「今しかない」「今が大事」なのである。

 

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※本理論は、普通の人なら理解できますが、特殊な人や一般の人には本質がわからない場合がありますのでご注意下さい。

 

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